先週の木曜日、実行委員会のTさんのご縁で、カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品「殯(もがり)の森」の記念上映会にお招き頂きました。

この映画は、軽い認知症の男性と、施設に勤める介護福祉士の女性が主人公で、互いに過去に愛する人を亡くした経験を持った二人が徐々に心を通わせてゆく、派手な演出やせりふなども少ない、リアルな人間像を描いた作品で、私自身にとっても衝撃的なものでした。内容はもちろん省略いたしますが、「人の命」「老い」など、今の社会や人にとって重要なメッセージのある映画だと感じました。

映画のことはあまり詳しくない私で、うまく表現できなくて恐縮ですが、これまでに感じたことのない世界に引き込まれ、心の中に大きな波のようなものが押し寄せてくる感覚になりました。

非常に貴重な映画を観させて頂いたTさん、本当にありがとうございました。ご興味のある方はぜひご覧になってください☆

殯(もがり)の森 公式ホームページ


kuropp